ビギナーズラックで勝利したお金を彼氏にだまし取られた話｜「【オンラインスロット完全ガイド】換金できるパチンコ・パチスロ！おすすめ人気ゲーム特集

【投稿者コラム】

パチンカスと付き合ってはいけません。でなければ人生を棒に振ることになります。
今回する話は実際に私が体験した話です。

元彼にビギナーズラックした代金を騙されて取られた話

当時付き合っていた彼氏は2歳年上で、今でいう”映え”なデートなどには連れて行ってくれるような人ではありませんでした。

私と会うのも面倒だったようですが、唯一会ってくれるとしたらパチンコやスロットを打ちに行く時でした。
その時はなぜいつもパチンコやスロットを打ちに行く時しか呼ばれないのだろうと疑問に思っていましたが、イベントの時だったからかと今では思います。
いつも私は席取りで彼は店内をウロウロしながら、目星をつけた席に座りちょろっと打つと私の席に戻ってきて、戻ってくると私は店側が用意してくれる小さなパイプ椅子へと移動します。
少しするとまた席を立ちあがり店内をウロウロし始めます。

私はいつも携帯をいじって時間を潰していましたが、その時はなぜか彼の真似をしてみたいと思い始めて台を打ちたいと彼に言いました。
「ま、いいんじゃない？」と言い私の席の隣に座って色々教えてもらっていざ打ち始め。
キラキラ台が光るたびに彼に「見てみて～！」と声をかけると、彼もニコニコしながら「これはまだだね」や「お、これはあついか？」などと会話ができるので私はとっても喜びました。

しばらく打っていると画面に同じ数字が3つ並び、受け皿にたっぷりの玉が落ちてきました。
それを見て彼は大喜び。「がんばれがんばれ」と言ってくれました。
それからはずっと3つの数字が揃い続けました。大きな音やキラキラした画面が終わると彼がおもむろに店員を呼び「帰るぞ」と言われました。

店内の受付に行くとたくさんの四角いプラスチックを渡されました。店を出て少し裏路地に向かうと顔が見えない小窓の下に先ほどのプラスチックを置き少しするとガチャンという音とともにお金が出てきました。金額はあまり覚えていませんが、12万くらいだったと思います。

そのお金を彼が取り、私に1万円を渡しました。「この後俺は今日の遊んだ分のお金をさっきのお店に返さなきゃいけないから、君は帰って」と言われました。
「え？このお金って持って帰ってはいけないの？」という私の問いに「カジノはいいかもしれないけど、ここは日本だからダメなんだよ。そんなことも知らないのかい？
とにかくこのお金を今すぐ返さないと君のところにも警察がくるかもしれないから、早く帰って」と彼が言うので急いで駅に向かいました。
ただその時「あ！もらった1万円もあのお金だったら今ごろ彼が警察に捕まってしまう」と考えた私は先ほどまでいた店に戻りましたが彼の姿はありませんでした。
後日彼と会う約束ができたので「この前の1万円、これも返さないとダメだよね？」と聞くと彼は大笑いしながら「あの時のは嘘に決まってるじゃん！
倍にしてやろうと俺の軍資金にしたよ」と言われました。この瞬間に私の中のなにかが崩れました。
「私に嘘ついてお金全部持っていって、どうして笑っているの？」と目に溜めた涙がこぼれた瞬間に彼は深くため息とつきながら
「はぁー。お前も結局金かよ。せっかくこの間あの後も勝ち続けたから分けてやろうと思ったのに。これ持って今日は帰れよ」と数枚の万札を投げつけられて
彼はどこかに行ってしまいました。私は泣きながら散らばった万札を拾って家路につきました。
それでもどこか彼のことを嫌いになりきれず、最後に会ってその時に彼の気持ちを聞こうと思い、彼に連絡するとすぐに返事は帰ってきて次の日に会う約束ができました。
もし会った時に彼が私を嫌いになっていたら、その時はこの間のことを謝ろうと待ち合わせ中に考えていると彼が待ち合わせ場所に来て
ポケットの中からなにかを取り出しました。
「これ受け取ってほしい」渡されたの小さな箱で中には指輪が入っていました。「これって…」
「すぐそこのドンキで7000円くらいだったけど、俺これからパチプロ目指すからもっと稼ぎがよくなると思うんだよね。だから俺と結婚してほしい。
それと言い忘れてたけど俺少し前に会社辞めたから、しばらくは生活厳しくなる。だから一緒に住もう」
頭の理解がついていかずに呆然としていた私でしたが、これだけははっきりと理解をしていました。こいつはクズだ。と。
「悪いんだけど、あなたとは一緒にいれない。あなたはクズすぎる。さようなら」その言葉を聞くと彼は大激怒。
「ふざけんなよクソが！俺の生活はどうなんだよ！とりあえず別れたいって言うならこの指輪代は返せよ」と言われたので1万円を財布から取り出し
ぱっと手を放しました。地面に向かってヒラヒラと落ちる1万円を一生懸命に取ろうとする彼を見てもなにも思わなくなっている自分がそこにいました。
その後パチンカスという言葉を覚えましたが、その時の彼が”それ”だということは容易にリンクしました。
ギャンブルは程々にとあれだけ店内ポップにもトイレにもあるのに、ハマるとはこんなに人をダメにするんだという実体験です。